2014年5月14日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

中国、就職難が最も深刻なのは本科生

 2014年05月14日13:07
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

 2013年、中国の大学を卒業した学生の数は699万人に達し、「史上最悪の就職難」と呼ばれた。京華時報が報じた。

 北京大学教育経済研究所が昨年6月、中国21省の大学30校に対してアンケート調査を行った結果、大卒者の初就職率は71.9%に達した。就職率を学歴別に見ると、専科生(2-3年制)が79.7%、本科生(4年制)が67.4%、大学院生(修士・博士)が86.2%となり、本科生の低さが際立った。学校のタイプ別に見ると、高等職業学校・高等専門学校の就職率が78.1%で最も高く、次が211プロジェクト(985プロジェクトを含む)の重点大学で75.5%となった。普通の4年制大学は75.4%で3位につけた。独立学院(大学と民間とが連携して設立した大学)・私立大学は44.3%と最低だった。

 報告書によると、2013年、大卒者の初任給は平均3378元(約5万5400円)だった。

 高学歴者ほど初任給の額も高く、それぞれ専科生は2285元(約3万7500円)、本科生は3278元(約5万3800円)、修士生は5461元(約8万9600円)、博士生は8800元(約14万4400円)だった。各レベルの大学教育の収益率はいずれも高い。

 男性の初任給額は軒並み女性を上回った。

 大学のレベルの高さは直接高収入につながるわけではなく、重点大学の卒業者の初任給は平均3157元(約5万1800円)、普通の4年制大学は3793元(約6万2300円)、高等職業学校は3291元(約5万4000円)、独立学院・私立大学は2610元(約4万2800円)となった。

 また、北京・天津・上海の大学卒業者の初任給は平均5419元(約8万9000円)、東部地区は3148元(約5万1700円)、中部地区は2882元(約4万7300円)、西部地区は3167元(約5万2000円)だった。(編集SN)

 「人民網日本語版」2014年5月14日

関連記事

コメント

最新コメント