2014年5月13日  
 

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中国の自動車エコ市場に外資系企業が次々名乗り

 2014年05月13日08:08
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 中国の自動車関連のエコロジー市場に外資系企業が寄せる波のように次々に名乗りを上げている。ドイツに本社を置く不織布大手のフロイデンベルグ社は、中国自動車産業の二酸化炭素(CO2)排出削減市場に焦点を定めている。同社アジア地区のウェンツェラー代表は8日に北京で、13年度は中国での売上高54億1200万元(約884億円)を目指すことを明らかにし、「われわれの製品には各産業向けのCO2の排出量を削減する技術、特に自動車に応用されるCO2低排出エネルギー供給システム(LESS)の技術が搭載されている」と述べた。中国新聞網が伝えた。

 またウェンツェラー代表によると、中国エリアの業務の伸びは他地域を明らかに上回る。13年の中国エリアの売上高がグループ全体の売上高に占める割合は2%増加した。13年度の中国での売上高は13億元(約212億円)に達して前年比約33%増加し、中国エリアの従業員数は6305人になったという。

 CO2排出削減技術の応用について、同社の欧州系自動車産業販売部門の陳徳林総監は次のように説明する。LESS技術により自動車部品の消耗減少と汚染物質排出削減のソリューションを提供することが可能になり、さらには摩擦を最大限に減少し、摩擦のプロセスを最適化することができるようになる。こうした技術により、サイズを切りつめた現代型の設計理念やスマートスタート・ストップシステムを支援し、設備を軽量化することができる。同社はこのほか、代替可能燃料やエンジン駆動の理念に必要な原料とCO2の密封技術を提供するという。

 汚染物質排出削減や煙霧がもたらしたビジネスチャンスはこれらの技術にとどまらない。外資系企業は空気濾過設備にも照準を合わせる。同社は現代型自動車、住居、オフィスなどで利用できる室内空気濾過設備や生産過程での汚染物質排出を削減できる工業用濾過装置をすでに開発している。これには自動車エンジン用の空気濾過装置も含まれる。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年5月13日

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