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中国、大陸部の製品が台湾の一般家庭に浸透 (2)

 記者は台湾の友人5人に取材を行った。そのうち、大陸部と仕事で往来している台湾人4人が微信を使用していた。台湾の芸能人・廖大森(リャオ・ダーセン)は、微信を使用してすでに1年になる。毎月一定期間、大陸部で仕事をする廖大森とって、微信は仕事上の連絡に便利だ。また福建にいる友人が関心を寄せる話題を把握するためにも使っているという。同じく微信のユーザーで台湾の旅行社社長、張氏は「スカイプのような通話機能があれば、さらに便利になる」と提案する。

 微信や淘宝といった通信・ネットサイトのほかにも、大陸部の各エンタメ番組も近年、台湾で熱い話題となっている。ドラマ「後宮甄◆伝」やオーディション番組「我是歌手」は台湾で異常な現象を引き起こし、大きな話題となった。台湾の観衆が現在、次に注目をしている娯楽番組は中国大陸部の各テレビ局に出演するタレントが飛び込みにチャレンジする番組だ。さらに、「小米」のスマートフォン、「金龍」の公共バスまで加わった。ある台湾の友人はユーモアたっぷりに台湾人の生活を描写してみせた。「ネット通販の淘宝網で購入した洋服を着て、小米の携帯を持って家を出る。その後、金龍の公共バスに乗って、微信で昨晩見たスターの飛び込み番組について友人と語り合う」

 大陸部の大学に何年も通っていた台湾の学生によると、6-7年前、大陸部に来たばかりの頃に最も苦労した点は、大陸部の学生と生活スタイルがまったく異なることだったという。「もともとは大陸部の学生も台湾スターが出演する対談番組『康熙来了』を見たり、周傑倫(ジェイ・チョウ)の音楽を聴いたりして、なんの違いもないのかと思っていた。でも、実際はみんな持っているものが台湾とは異なる。自分はMSNを使っているが、大陸部の学生はQQを使っていた。かなり長い時間をかけてようやく慣れた」と語る。現在、この学生は「やっと台湾と大陸部が同じものを使うようになった」と非常に喜んでいる。「しかも、今は台湾人が大陸部のものを使うようになった。もし本当に使って良ければ、若者も心から大陸部のことを認め始めるだろう」と語った。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年4月28日

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