きょうの人民日報「微博」(2013年1月9日) (2)
【中国科学院報告】「革新や変化を求め続け、中国は2049年には米国を全面的に超える」。これは中国科学院(CAS)が最近発表した報告。一方、「格差や信頼の危機が拡大している」。これは、中国社会科学院の報告が出している警告だ。この2つの報告は、あらゆる分野が転換期を迎えている中国が、▽経済の急速な成長▽健全とは言えない社会--という2つの側面を抱えていることを浮き彫りにしている。格差を縮め、信頼を回復するには、寛大な心を抱いて、さまざまな声に耳を傾けることで、改革を進め、利益構造を再編しなければならない。他の国を超えられるかが真の目標ではなく、国民の知恵を集結させることこそが最重要であるはずだ。