2013年1月7日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:17:06 Jan 07 2013

中日韓の経営者「アジアで最もリーダーシップある国は中国」

 中日韓3カ国の政治経済関係は緊密だが、過去1年間は歴史・領土問題のせいで摩擦が絶えず、東アジアの今後の情勢に不確定性がもたらされた。中日韓の経営者が自国および二国間、多国間の政治・経済の見通しについてどのように考えているかを知るべく、環球時報の世論調査センターは韓国の「毎日経済新聞」、「日本経済新聞」と共同で、中日韓の経営者を対象としたアンケート調査を実施した。環球時報が伝えた。

 アンケートの結果、中韓の経営者の多くは、「中韓の政治・経済関係が2012年に好転した」と答えた一方で、中日の経営者は軒並み「中日関係が極度に緊迫している」と感じていることが分かった。また、3カ国の経営者の4分の1以上が、今後10-20年のアジア地域において、最もリーダーシップのある国は中国だと回答した。清華大学経済外交研究センターの何茂春主任は、「過去1年で、中韓関係は谷間を脱したが、中日関係は未だ方向性が見えない。今後は地域でリーダーシップを持つ中国が、周辺国との摩擦をいかに解消するかにかかっている」と語る。

 アンケートは2012年11月30日-12月17日にかけ、中日韓の企業家およびCEOを対象に行われた。回答数は中国が100件、日本が107件、韓国は113件だった。なお、計算では四捨五入の原則を採用したため、各項目の合計値が100%ではなく、±0.1%ほどの誤差が生じている。また、日本のアンケートでは回答の一部分に空白があった。

 アンケートの結果、中韓の経営者の大部分は、両国の政治・経済関係が2012年に良い方向に発展したと感じていることが分かった。うち、「中韓の政治関係が緊密化した」と答えた中国の経営者は27%、韓国は12%で、「今は政治関係が良好ではないが、改善している」と答えた中国の経営者は36%、韓国は39%だった。「中韓の経済関係が緊密化した」と答えた中国の経営者は69%、韓国は39%で、「今は経済関係が良好ではないが、改善している」とした韓国の経営者は14%だった。

 中日関係を見ると、「中日の政治関係は極度に緊迫している」とした中国の経営者は80%、日本は79.4%に達し、「中日の経済関係は極度に緊迫している」とした中国の経営者は46%、日本は60.7%に達した。

[1] [2] [3] [4]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古