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英誌:鳥インフルへの中国の対応は迅速かつ適切

 英国の権威ある科学誌『ネイチャー』電子版は4月24日付社説「鳥インフルエンザとの戦い」で「今回の鳥インフルエンザ(H7N9)に対する中国の対応は迅速かつ適切であり、過去の対応のマイナスイメージを変えた。今後も引き続き開放性を保ち、情報共有を強化する必要がある」と指摘した。

 社説は「鳥インフルエンザ発生後の中国の反応は迅速であり、速やかな報告とデータの共有の面で示した開放性も賞賛に値する。中国の対応をなお信頼しない論者もいるが、目下の全ての証拠から見て中国の対応はほぼ模範的だ」と指摘。

 また「習近平国家主席は効果的な対応措置を講じるよう指示するとともに、政府は正確な情報の公表を保証しなければならないと強調し、対応行動における政治の影響力を強化した」と特に指摘した。

 さらに「今回の鳥インフルエンザに対する中国の反応は非常に鋭くもあった。診断・検査作業は全国各病院、研究室に分散され、全ての対応は中国疾病予防控制センターがリードし、臨床医師、ウイルス学者、感染症学者の参加を組織した。鳥インフルエンザウイルスの見つかった家禽市場は閉鎖され、関係する家禽は処分された。農業部(農業省)は禽類数万羽その他動物のウイルス検査を行って、人への感染源を確定し、感染地域が互いに数百キロ離れていることの理由を明らかにした。中国には約60億羽の家禽と5億頭のブタがいることを知る必要がある。後者もウイルスを持っている可能性があるため、これは簡単な任務ではない」と指摘した。

 社説は「2月19日の初の感染者から中国がウイルスに関する状況を公表するまで比較的長い時間がかかったことについて、意図的に引き延ばしたのではと疑念を呈す論者がいる。こうした疑念は公平でない。3月中旬に深刻な肺炎の症例が少し確認されただけで、中国は事態の異常性を速やかに認識した。これだけでも敬服に値する。世界最先端の疾病監視・コントロールシステムを持つ米国でさえ、2011年に新型のH3N2インフルエンザが発見された際、ほぼ同じ時間を費やした」と指摘した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年5月5日

 

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