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中国郵政、「5元速達」で宅配便に対抗

 郵便・宅配業関係者は「郵便物を午前中に集配局に持ち込めば、その日のうちに配達してくれるような速達サービスが5元(約83円)という割安料金で利用できることになると、それは民間宅配便業に対する大胆な挑戦となり、配達業務市場でのシェア拡大が見込まれる」との見方を示した。北京青年報が報じた。

 北京郵政商務配達局が15日に正式に開業した。これにより、北京郵政が管轄する市内6区の郵政業務ネットワークが完成、営業がスタートした。

 市内6区にあるサービスセンター9カ所、配達センター1カ所、配達員300人で構成された北京郵政商務配達局は、計175本の配達ルートを備え、配達用自動車30台、電動自転車220台を配備している。この郵政業務ネットワークは、現段階では、銀行・企業の帳簿と国内小包を主に取り扱っているが、今後は、電子商取引、政府、企業、病院なども広くカバーし、また、市民への野菜宅配や漢方薬配達など、地元製品の郵送業務も取り扱う予定という。

 北京郵政商務配達ネットワークは、郵送物の集配、仕訳、輸送、配達など各業務プロセスを一カ所に統合し、対象郵便物と普通郵便物とを別ルートで処理することで、業務効率の向上を図る。午前中に集荷された郵便物は、原則としてその日の午後配達される。また、このネットワークには、北京郵政配達局の普通郵便業務を担当している配達チーム約130の配達員4千人がバックアップ隊として控えており、重大祝祭日や業務ピーク期に取り扱い郵送物が激増しても、配達の遅延などの問題が生じないよう、臨時体制も万全に敷かれている。

 北京郵政商務配達ネットワークは、普通小包とEMS(特急郵便)の中間的なサービスに対するユーザ需要を満たすもので、料金は5元から、重量500グラム以上の小包は、重量に応じて追加料金が加算される。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年5月16日

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