寧杭高速鉄道が開通 上海・南京・杭州の「高速鉄道デルタ」完成
寧杭高速鉄道路線図 |
1日午前9時、江蘇省南京市と浙江省杭州市を結ぶ「寧杭高速鉄道」の一番列車が、南京南駅のホームをゆっくりと滑りだした。同高速鉄道の開通によって、上海・南京・杭州から成る「高速鉄道デルタ」が完成したことになる。新華社が伝えた。
上海・南京・杭州という3つの長江デルタ地域核心都市を完全な形で結ぶ「高速鉄道デルタ」がついに完成した。 2010年7月に瀘寧高速鉄道(上海-寧波)が、同年10月に瀘杭(上海-杭州)高速鉄道がそれぞれ開通した。そして今、「高速鉄道デルタ」のうち未開通だった最後の一辺・寧杭高速鉄道が運行を開始し、三角形が繋がった。
寧杭高速鉄道は、鉄道部(当時)・江蘇省・浙江省三方の共同出資により、2009年4月に着工した。全長は249キロメートル。竣工・開通後、南京と杭州との行き来に上海を経由する必要はなくなり、所要時間はこれまでの3時間強から半分以上短縮された。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年7月2日