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アシアナ機事故、フライトレコーダーの分析結果発表 操縦ミスか

 ソウル発の韓国アシアナ航空214便が米サンフランシスコ国際空港で北京時間7日午前2時30分(日本時間同3時半)ごろ、着陸に失敗して炎上した事故で、米国家運輸安全委員会(NTSB)は8日、フライトレコーダーの解析結果を公表した。また、負傷者の治療や調査活動も懸命に行われている。 国際在線が伝えた。

 事故機のフライトレコーダーは発見後、NTSB本部に届けられ、サンフランシスコ政府は同日、事故があった同空港で記者会見を開催。NTSBのデボラ・ハースマン委員長がフライトレコーダーの初期の分析結果を発表し、事故機の速度が時速196キロで、滑走路に進入する際に目標とする時速約254キロを大幅に下回っていたことを明らかにした。同内容は米国メディアが分析している事故原因とほぼ同じだ。ただ、ハースマン委員長は、フライトレコーダーの記録は、調査全体の一部分にすぎないことを強調した。
 
 実際には、NTSBの調査は詳細に至るまでこと細かく実施される。例えば、専門家グループは、機体の構造やメンテナンス状況から、航空会社の運営状況、パイロットの操縦、空港の管制塔との連絡、管制塔の指揮や応急処置、空港の滑走路の設計が合理的かどうかなどにいたるまで、それぞれ調査を実施する。そのため、事故後の調査には通常、1年から1年半の時間を要し、その後結論が下される。

 一方、今回の事故発生後、米国メディアでは、事故原因について熱い論議がなされている。うち、評論家や航空専門家は、現場の目撃者や乗客の証言、ネット上にアップされた画像、動画などをもとに、機体の進入時の体勢が低すぎることと速度が遅すぎることを指摘しており、パイロットの操縦ミスを指摘する声が高まっている。(編集KN)
 
 「人民網日本語版」2013年7月9日


アシアナ航空機墜落事故

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