北京交通管理局サイトがアップグレード 検索機能が簡便に
北京市交通管理局公式サイトがアップグレードされた。自分の車両の交通違反履歴を調べる際、今までのようにエンジン番号を入力する必要がなくなり、車両の所有者が自ら設定するパスワードを使用することができるようになった。従来は、交通管理局公式サイトであれその他の関連サイトを通じてであれ、検索者は例外なく、ナンバープレート番号とエンジン番号を入力しなければならなかった。なかには、車台番号、車検時期、所有者氏名などを入力する必要がある場合もあった。新京報が伝えた。
○パスワード設定:数字・アルファべットいずれも可、字数制限なし
28日、北京市交通管理局公式サイトはすでにアップグレードされていた。登録ページに入ると、「各種情報閲覧・手続き」一覧があり、その中に「車両違反検索」という項目があった。ナンバープレート番号とエンジン番号を入力すると、確認コード入力ページに移り、コードを入力すると、車両情報と交通違反情報を閲覧することができた。また、画面には、「エンジン番号を入力する代わりに自分でパスワードを設定することができる」という注意書きが示されたポップアップ画面が登場した。
パスワード設定時には、ナンバープレート番号とエンジン番号を改めて入力した上で、自分が設定したパスワードを提出する。パスワード設定には、字数の制限はなく、数字でもアルファベットでも構わない。パスワードを提出した後、改めてトップページの「車両違反検索」ページに進むと、これまでエンジン番号を入れていた欄が「パスワード入力欄」に変わっており、パスワードを入力することができる。
○確認コード入力欄が「交通安全ミニ知識」に変身
違反履歴の閲覧システムがアップグレードされたほか、履歴を閲覧する前に市民は交通ルール知識を学ばなければならなくなった。確認コードを入力する段階で、これまでは数ケタの数字を入力するだけだったが、現在は、確認コードの内容が「交通安全ミニ知識」に変わっており、検索者は対応する特定の文字を入れなければ次の画面に進めない。
例えば、「一旦停止」の標識には、「車両は、停止ラインで一旦停車し、安全を確認した後、通行しなければならない」という説明文がつけ加えられている。説明文中の「通」の漢字が他の字とは違う色・フォントで表示されており、この「通」の字を入力すると、検索者は違反情報履歴ページに進むことができる。交通管理部門は、「日常生活の中で市民が交通安全知識をより多く知る機会を増やし、交通安全知識を高めることが、今回のアップグレードの目的だ」と説明している。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年7月29日