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最高人民法院が公式ミニブログを開設 国家級機関初

 中国最高人民法院(最高裁判所)は21日、微博(ウェイボー・ミニブログ)の公式アカウントを新浪網(@最高人民法院)に、微信(スマホ向けチャットアプリ)の公式アカウントを騰訊(テンセント)網(最高人民法院)にそれぞれ開設した。ニューメディアを利用したこれらの新措置は、司法の情報公開推進、民意との意思疎通の強化、国民による司法監督の手段拡大といった面において、最高人民法院が新しい一歩を踏み出したことを示している。人民網が伝えた。

 最高人民法院は、ニューメディアを極めて重視している。微博と微信の公式アカウントを今回開設した目的は、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の精神を全面的に貫徹することにある。司法の情報公開を積極的に推し進め、国民が司法を理解し、参与し、司法を監督するルートを拡充することに最大限の努力を払う方針だ。
 
 最高人民法院が微博・微信の公式アカウントを開設した背景には、人民法院の司法実践とニューメディアの発展すう勢がある。その目標は、全国法院の司法公開を推進し、国民に奉仕する上で重要な媒体・プラットフォームを確立し、人民法院と広範な国民の相互交流のためのニューメディアのかけ橋となることだ。

 最高人民法院は、ニューメディアのプラットフォームを通じ、最高人民法院や地方裁判所で行われた重要裁判に関する情報、重要な司法解釈、重点業務に関する情報などを適宜発表していく。絶えず司法関連の情報公開を推進し、社会からの関心事項に前向きに対応し、監督を受け入れるためのルートを拡充する。公式微博・微信は、最高人民法院公式サイトに開設されている「院長へのご意見箱」「代表委員の提案」「信用を失墜した執行人の名簿検索」などのコーナーと連動することで、職能が明確に分かれた、ほぼ完ぺきなニューメディア群の形成を促進し、司法の情報公開を進め、司法に対する国民の信用を高めるという公式微博・微信の機能をより強化する。

 最高人民法院は、全国各レベルの人民法院に対し、ニューメディア構築を加速させ、ニューメディアのプラットフォーム運用を積極的に推し進め、国民との意思疎通を強化し、公開性・公正性の高い司法を促進し、人民法院の司法イメージや司法に対する国民の信用を高め、絶えず新たな道を模索し、新たな貢献を目指すよう求めた。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年11月21日

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