微博、アカウント数13億超 メディアアカウントは3万7千件
国家インターネット情報弁公室と人民日報社の主催による「法人微博(ウェイボー・ミニブログ)著名メディアアカウント担当者による座談会」が4日、人民日報社で開催された。メディア27社の微博担当者61人が出席し、微博の運営をめぐり意見交換を行い、微博というソーシャルメディアのより良き在り方やルートについて掘り下げた議論を行った。人民日報が伝えた。
座談会に出席した国家インターネット情報弁公室オンライン報道調整局の劉正栄・局長は、「11月末の時点で、中国全国の微博アカウント数は13億を突破し、微博はオンライン情報伝達ツールとして主要な地位を得ている。メディアの微博は成長目覚ましく、新浪微博と騰訊(テンセント)微博のメディアアカウントは3万7千に達した」と語った。
劉局長はまた、メディアによる微博のさらなる発展に向け、期待している点として次の3点を挙げた。
1.業務に勤勉に取り組み、個性を打ち出し、各社のブランド・豊かな資源・経験の優位性を存分に生かし、より優れた品質と品位を備えた情報をネットユーザーに提供する。
2.真・善・美の表現に長け、大いに発揚する。
3.責任を持って、改革へのプラスエネルギーを十分に集める。膨大な数の中国国民の「夢」の追求、過去に夢を叶えてきた努力の足跡や、事業を起こしてきた実話を人々に伝えることで、より多くの国民が改革について理解を深め、改革を支持し、改革に参与するようリード・激励し、プラスのエネルギーを集め続ける。
座談会の出席者は、微博の運営をしっかり行い、微博を通じて権威者の声を伝えることは、主流メディアの使命であり任務であるとの認識を新たにした。全く新しい世論形成構造に直面し、メディアの微博は、タイムリーかつ正確な情報発信を通じて、公信力の確立と影響力の拡大に一層貢献すると同時に、インターネットというプラットフォームにおいて、理性的で穏やかな発言環境を整えることが求められている。また、情報伝達ルールについてさらに検討を重ね、ネットワークによる情報伝達により相応しい方法を採用して、情報伝達効果を高める必要がある。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年12月5日