北京時間22日午前1時11分に二十四節気の冬至を迎え、中国は1年で最も寒い時期に入る。新華網が伝えた。
冬至は太陽黄経270度で、毎年12月22日前後。太陽は南回帰線にほぼ直射し、日射量が最小、日照時間が最短となる。北半球は昼が最も短く、夜が最も長くなる。冬至を過ぎると、1日ずつ昼が長くなる。
天文教育専門家の趙之珩氏によると、冬至の時間は毎年異なり、昨年は21日午後7時12分だったが、今年は22日午前1時11分。古代の人々は冬至を二十四節気の始まりと考えた。冬至になれば、新年は目前だからだ。このため冬至を新年にも劣らず重視し、民間では「冬至は新年の如し」との言葉が広まった。古代の人々は冬至を過ぎれば1日ずつ昼が長くなることから、縁起が良く、祝うべき日だと考えた。
写真:河北省邯鄲市の小学校では、両親が出稼ぎに出ている児童たちが学校という大きな家庭の温もりを感じられるよう、色つきの餃子を作って冬至を迎える行事を催した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月22日