モバイルネットワークが発展 中国企業の海外進出の契機に (3)
◆微信、海外ユーザー数が4000万人に
モバイルネットワークは、中国を含むアジア諸国のインターネット企業に、千載一遇のチャンスをもたらした。馬CEOは、「中国は初めて同じスタートラインに立ち、さらには米国のインターネット大手に先駆けた」と述べた。
テンセントの劉熾平総裁は今年4月、「微信は海外市場ですでに4000万人のユーザーを持ち、インドネシアやマレーシアなどの東南アジア市場で、アプリストアの売上1位に輝き、現地で最も人気の高いスマホアプリとなった」と表明した。
グローバル化の夢を追うのはテンセントだけではない。?CEOは、「当社は『Going Global』(グローバル化配置、現地化執行)戦略を引き続き貫徹する。すでに進出したインドや米国の他に、将来的により多くの国と地域に進出する。例えばロシア、ベトナム、インドネシア、ブラジルなどに支社を設立し、現地化された経営チームを発足し、現地ユーザーの需要により合致する商品とサービスを提供していく」と表明した。
中国オンラインゲーム開発大手の完美世界(北京)網絡技術有限会社の副総裁兼広報担当者の王雨雲氏は本紙に対して、「当社はグローバル化発展を堅持しており、韓国、日本、米国、欧州などの国と地域で投資を行っている」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月14日