重慶市、女性とのみだらな画像流出幹部ら21人処分

　重慶市人民政府新聞弁公室は7日、同市紀律検査委員会が、昨年、女性とベッドの上でみだらな行為を行っている動画が流出し、解任された雷政富・元北碚区党委書記を含む党員幹部21人を紀律違反で処分したことを明らかにした。内訳は、党・政府幹部が15人、国有企業の幹部が6人だった。人民日報が報じた。

　21人のうち、雷氏に対しては、党籍除名、公職解任の処分が下された。犯罪問題にかかわっている疑いがあるとして、今年1月から司法機関に移送。現在は検察機関が起訴に向けて調査を行っており、法律に基づいて審理されることになる。南岸区の夏沢良・元党委書記もすでに司法機関に移送され、別件処理となった。長寿区の韓樹明・元区長は現在、経済問題に関する深刻な紀律違反の疑いで取り調べを受けている。残りの18人も社会主義の道徳に著しく違反したとして、「中国共産党紀律処分条例」に基づき、党内警告などの処分を受けた。雷氏など3人の処分は現在、党紀政紀処分批准権限の関連の規定に基づき、承認手続きが進められている。（編集KN）

　「人民網日本語版」2013年5月8日