2014年2月24日  
 

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トヨタなどのエアバッグのリコールで対象外の中国、基準の不備が原因 (2)

 2014年02月24日08:16
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 リコール対象となった2車種には、同じエアバッグの問題があった。このような場合は、自社ではなくサプライヤーから提供された部品に問題があることが多く、リコール費用をサプライヤーに支払わせることが可能だ。

 記者が調査したところ、このサプライヤーは天津豊田合成であった。同社は天津市ブレーキホース工場、豊田合成株式会社、豊田通商株式会社が共同出資した合弁会社だ。企業紹介によると、同社は2001年に1億800万元を投資し、イタリアの先進的な生産設備を導入した。トヨタ本部の先進的な生産技術により、エアバッグの生産で天津一汽トヨタのクラウン、REIZなどの部品市場のシェアを急拡大した。

 広汽トヨタの部品サプライヤーの一覧表を調べたところ、豊田合成(張家港)、天津豊田合成が含まれていた。天津豊田合成の関係者は記者に対して、「当社は一汽トヨタと広汽トヨタ向けにエアバッグを生産している」と語った。

 ◆基準の不備、エアバッグのリコールで中国が対象外に

 トヨタは昨年4月より、エアバッグの問題により世界でリコールを実施してきた。トヨタは2013年4月、エアバッグのガス発生器の故障により前部座席のエアバッグが開かない可能性があるため、カローラ、タンドラ、レクサスSCの170万台のリコールを実施したが、中国は対象外となった。2013年5月にはサプライヤーの製造問題により、一部の車の助手席に取り付けられたエアバッグが、車の衝突時に作動しない可能性があることを理由に、一汽トヨタは5083台のVIOS、トヨタ(中国)は輸入車のカローラEXのリコールを実施した。2013年10月にはエアコン装置の水漏れがエアバッグの誤作動を引き起こす可能性があるため、世界範囲でカムリなどの88万台をリコールした。そのうち中国では、輸入された152台のヴェンザが対象車となった。

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