広東省第12期人民代表大会第2回会議が16日に広州市で開幕した。朱小丹省長は政府活動報告を行い、2013年の活動を振り返る中で、省全体の国内総生産(GDP)が6兆2300億元(約107兆3311億円)を突破して前年比8.5%増加し、米ドル換算で初めて1兆ドルを超えたこと、一人あたり平均GDPは5万8500元(約100万円)で同7.6%増加したことを明らかにした。広東省は国内で初めてGDPが1兆ドルを超えた地域経済体となった。人民日報が伝えた。
朱省長によると、14年の広東省は自由貿易パークの設立を申請し、外資系企業の投資に対し参入前内国民待遇におけるネガティブリストを導入した管理モデルを模索し、人民元オフショア業務のオンショア決済のテストを展開する予定だ。また広東省と香港、澳門(マカオ)地区のサービス業の計画の連携、サービス機関の国境をまたがった設立、サービス要素資源の迅速な流動を推進し、金融、商業貿易、専門的サービス、科学技術・文化、国民生活などの分野での協力を強化し、他省に先駆けてサービス貿易の自由化を基本的に達成したい考えだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年1月17日