婚活サイト「百合網」が春節連休中に流したCMがこのほど、「剰男剰女(売れ残り男女)」にとって「まるで結婚を無理強いされている」気分に陥るとして、ネット上で物議を醸している。微博(ウェイボー)では、百合網に対するボイコット運動の呼びかけまで起こり、同サイトに対してCM中止を求める声が上がっている。同運動を支持する人の、「道徳による拘束、古くさい結婚観と徹底的に闘う」というメッセージも書き込まれた。「結婚を無理強いする」百合網のCMに対し、12日午後8時半までに、2万8千人が反対の立場を表明し、賛成者はわずか1200人ほどにとどまっている。
同CMのストーリーは、高齢の祖母に会うたびに、「結婚したかね?」と繰り返し尋ねられる一人の年頃の女性が、何度も尋ねられるうちに辛くなり、「もうゆっくり選んでなんかいられない」と決意して、百合網に助けを求めるというもの。ラストシーンでは、鼻に管を挿し病床にいる祖母が、最期の一瞬を迎えると思われたそのとき、ウェディングドレスを身にまとった女性が男性を伴って病室に走り込み、祖母のベッドの前で「おばあちゃん、私結婚したよ」と告げる。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年2月13日