ユニクロの親会社であるファーストリテイリングは昨日、「取締役会において、香港証券取引所メインボード市場へのHDR(香港預託証券)上場を決定した」と発表した。上場予定日は3月5日という。京華時報が伝えた。
同社は、「本上場による新株発行および資金調達は予定していない。HDRに関する詳細は追って報告する」と発表した。同社は香港上場を選択した理由について、「世界の投資家に機会を提供し、香港ドル建ての証券への投資を便利にする」、「アジア事業に注力することを示せる」とした。
同社は、「当社のHDR上場はまだ正式に承認されておらず、申請が承認されるとは保証できない。仮に上場承認がなされた場合も、経営状況および市場環境により、上場実施を見合わせる場合がある」と表明した。
同社は、「本上場はセカンダリー上場であり、東京証券取引所がメイン市場という立場は変わらない」とした。情報によると、同社の2013年度(8月31日まで)の世界売上高は100億ドルを超えた。香港からの情報によると、同社は昨年香港・上海でユニクロのグローバル旗艦店を開業したことに続き、3地における店舗拡張計画を継続し、2020年に世界最大の衣料品小売業者になることを目指す。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年1月29日
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