世界企業500社 243社が四川に進出
四川省商務庁がまとめた最新の統計によると、世界企業上位500社のうち243社が同省に進出しており、うち海外の企業は183社を数える。四川省は西部地域の対外開放における最大のプラットフォームであり、窓口であり、西部内陸の開放された「高地」だといえる。新華社が伝えた。
今年第1-3四半期(1-9月)、家庭用品メーカー・ユニリーバ(本社はオランダと英国)がグローバル生産拠点を同省に建設し、米国の化学品メーカー・デュポン社が成都市に支社を開設したことなどを受け、世界企業上位500社で同省に進出した企業が20社増えた。うち海外企業は10社、国内企業は10社だった。
オランダの旅行サービス大手トラビックスグループは、北京市、上海市、広東省広州市などの一線都市ではなく、成都市と手を結ぶことを選んだ。これにより、同グループはフランスの保険会社大手グルパマに続き、成都市に中国本部を設置した2番目の世界上位500社企業となった。
このほど閉幕した2012年の中国西部国際博覧会で行われた「四川--多国籍企業投資協力座談会」には、世界企業上位500社や業界トップ3に名を連ねる多国籍企業約110社が参加し、世界上位500社のうち17社はグローバル副総裁が参加した、座談会では数十件の契約への調印が行われ、このうち投資額が1億ドルを超える重要プロジェクトは20件を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月14日
日本企業が中国から撤退する可能性高まる
日本の「隠された」経済力を過小評価すべきではない
日本企業の脱中国化、虚と実を分析
日本企業 中国事業の縮小・撤退を検討は8%
釣魚島問題、苦境に立たされた日本企業
中国での日本車販売不振、中国市場の軽視も理由