2013年3月4日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:26 Mar 04 2013

大型輸送機Y-20 戦略的空運能力を確保

 中国が独自に開発した大型輸送機「運-20(Y-20)」は3月2日、西部の某試験センターで、2回目のとなる地上滑走試験を実施した。新華社が伝えた。

 同機の総設計師、中国航空工業第一飛機設計研究院総設計師の唐長紅院士は同日、政治協商会議委員として北京で全国両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)に出席した。唐氏は3日の取材に応じた際、「運−20の飛行試験は、新たな段階に入った。運−20は経済発展および国防の需要を満たし、かつ国家の技術・人材・工業面の能力、および高い国力を示した」と語った。

 運−20は一般的な構造を採用し、アーム型単独翼、後縁に緩い前進角を持つデルタ翼に近い主翼、ウイングレットを持たない短翼を持つ。最大離陸重量は200トン級に達し、高い延伸性・信頼性・安全性を誇る。唐氏は、「この200トン級という数値は、運−20が中国の開発した最大の航空機であり、中国が世界の大型航空機生産国の仲間入りを果たしたことを示す」と語った。

 中国が独自開発した大型・多目的輸送機の運−20は、中国経済および国防の現代化建設の推進、救助活動・人道主義支援などの緊急事態の対応において、重要な意義を持つ。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年3月4日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古