中国の若き創業者ランキングが発表 最年少は20歳
米フォーブス誌の中国語版が11日に発表した「中国の30歳以下の創業者30人」によると、中国の新型製造業においても創業の注目株が現れ始めているが、米国の同年代の若き創業者と比べると、新エネルギー・クリーン技術・バイオ医薬などの分野の若き創業者が依然として不足している。京華時報が伝えた。
■中国最年少の創業者は20歳
同ランキングに入選した30人の若き創業者のうち、10人が29歳の上限に達した。これは来年の同ランキングに、多くの新顔が登場することを意味する。同ランキングのうち7人が27歳で、入選者の平均年齢も27歳だ。また入選した若き創業者のうち、中国最年少の季逸超氏(IT商品の開発を行うPeak Labs実験室の創設者)は20歳で、米国最年少の創業者は17歳であった。
■中国の若き創業者が直面する課題
フォーブス誌は、昨年の経済環境は、中国の若き創業者にとって楽観的なものではなかったとした。若き創業者は、キャッシュフローと収益性に注目するようになった。中国通販サイト最大手・淘宝網で成長した若きブランドは課題に直面しており、早期の荒削りな創業方式は同プラットフォームで生存できなくなった。資金面の実力を持たない多くの零細企業は倒産の危機に瀕しており、オフラインの生産能力もしくは販売ルートを持たないブランドは、成熟したブランドの攻勢を受け後退している。同時に、若き創業者の融資獲得が困難になっている。