香港 19年連続で「世界で最も自由な経済体」
海外メディアが伝えたところによると、米国のシンクタンク・ヘリテージ財団と米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」がこのほど共同で発表した報告書「2013年経済自由度指数」によると、香港が19年連続で「世界で最も自由な経済体」に選ばれた。「新京報」が伝えた。
香港の評価は89.3ポイントで前年を0.6ポイント下回ったが、世界平均の59.6ポイントに比べればはるかに高い。同報告書によると、ポイント低下の主な原因は香港の国内総生産(GDP)に占める政府支出の割合が増加したこととインフレが進行したことにあるという。
同報告書は10項目の評価要因に基づいて世界各国・地域の経済の自由度をランキング化したもの。10項目の評価要因には、経営の自由度、貿易の自由度、財政の自由度、通貨の自由度、投資の自由度、金融の自由度などが含まれる。香港は貿易の自由度、金融の自由度で今回も1位だった。
世界で2番目に自由な経済体にはシンガポールが選ばれ、3番目はオーストラリアだった。大陸部は前回より2つ順位を上げて136位になった。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月11日