北京、中国大陸部で最も魅力的な投資先に
【中日対訳】 人事コンサルティングおよびアウトソーシングビジネスのリーディングカンパニーのエーオンヒューイットは7日、2013年の世界各都市の雇用リスク指数を発表した。調査対象となった中国大陸部の20都市のうち、北京が最上位になった。つまり企業の投資経営にとって、北京は中国大陸部で最も魅力的な都市であることになる。京華時報が伝えた。
同指数は企業の所在地もしくは移転予定地の人材招聘・雇用・異動の際に直面しうるリスクを評価する、一種の人材評価ツールである。同指数の発表は、企業の進出先・移転先の選択にとって、重要な参考価値を持つ。同指標は人口構成・教育資源・政府支援・人材育成・雇用実務の5大リスクに分類されており、上位ほどリスクが低いことを意味する。
同調査研究は世界138都市を対象とし、中国の20都市が含まれた。このうち、ニューヨーク、シンガポール、トロント、ロンドン、モントリオールが1−5位を占めた。中国の都市では、北京が55位に、上海が56位に、杭州が60位につけた。
報告書は、「各指標を見る限り、企業の投資経営にとって、北京と上海は中国本土で依然として唯一無二の魅力を持つ都市で、十分な人材資源、政策面のメリット、急速に成熟する企業雇用管理実務経験などを備えていることがわかる」とまとめた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月8日