広州市中心区 住宅成約件数と価格が減少・低下
広東省広州市国土資源住宅管理局はこのほど、5月の広州市10区の新築マンションオンライン契約平均価格を発表した。それによると、広州市の住宅成約件数と価格は、前月比でいずれも減少・低下した。そのうち中心6区の低下率は3割超となった。人民日報が伝えた。
広州市国土資源住宅管理局が昨日発表した「2013年5月広州市10区分譲住宅オンライン契約状況の通知」によると、広州市の今年5月の新築マンション平均価格は1平方メートル当たり1万5405元となり、前年同月比で11.7%増となったものの、前月比5.9%減の今年最低水準となった。
前月比で価格が下落したのと同時に、広州市の5月の新築マンション成約件数もまた、前年同月比・前月比で減少の流れを示した。そのうち越秀・海珠・荔湾・天河・白雲・黄埔の中心6区の新築マンションオンライン契約面積は14万4600平方メートルとなり、前年同月比38.9%減、前月比31.1%減となった。
不動産代理店・合富輝煌集団の黎文江首席市場アナリストは、「数字は低下したが、これは職能部門が高価格のマンションに対して販売・契約制限の行政措置を講じたためで、市場自体が低迷しているわけではなく、一時的なものに過ぎない」と指摘した。
広州市の不動産市場は今年5月より活況を呈しており、過去最高の入札額を叩き出した土地が3カ所に達した。最高額のマンションの価格は1平方メートル当たり3万4000元に達している。成約件数と価格が減少・低下する現象がいつまで続くかについては、市場から正確な回答が出されるのを待つ必要がある。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月6日