2013年9月18日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:15 Sep 18 2013

米メディア:賢い中国人EC利用者をいかにひきつけるか?

 米CNNのウェブサイトは16日、次のような文章を掲載した。環球時報が伝えた。

 中国人消費者は日に日に成熟し、より独立的になり、自信を持ちつつある。また、情報交換も活発だ。中国では今や、約6億人のネットユーザーがネットショッピングを行っている。

 ニールセンが2012年に行った中国人のネットショッピングに関する調査の結果、中国では男性の方が女性よりも頻繁にネットショッピングを行うことが明らかになった。男性のうち、ネット上で電子製品を購入する人は80%、サービスを購入する人は71%に達し、女性はそれぞれ59%、66%だった。ネットショッピングの利用習慣は男女で異なるものの、「低価格」と「便利さ」を求めるという点は変わらない。

 中国のEC利用者は「せっかち」だ。欲しい物が少しでも見つからなければすぐにページを離れてしまう。彼らは自分のやり方とスケジュールに合わせて買い物をしたいのだ。

 調査の結果、中国人消費者の66%はSNSのユーザーだった。スマートフォンの普及に伴い、Eコマースは徐々にモバイル化しつつある。地下鉄内でも、友達を待つ間でも、食事中でも、彼らはいつでもどこでもショッピングができる。

 米国ではアマゾンが1人勝ち状態だが、中国では数々の大手ECショップが激しい競争を繰り広げているため、しばらくは他を大きく引き離す「リーダー」が現れそうも無い。

 小売商にとって重要なのは、いかに中国人消費者に合わせたマーケティング戦略を練るかということだ。消費者の85%はSNSで体験をシェアする傾向にあることをふまえ、以下の3点を挙げてみたい。

 (1)信頼を勝ち取る:信頼できる環境を整え、消費者が尊重されていると感じられるようにする。消費者は毎日大量の広告に触れているため、感情面に訴えることで他のブランドを引き離すことができる。

 (2)選択肢を広げて便利に:中国のEC利用者の多くは教育程度の高い若者であり、実用性・便利さを求めている。独自の商品と様々な決済方法、配送方法を提供すれば、共鳴を得ることができる。

 (3)意思疎通:Eコマースやネットショッピングは、従来の販売モデルを覆した。小売商はSNSなどを通じ、デジタルに長けた中国人と意思疎通を行い、オンラインとオフラインを組み合わせたマーケティング方式で効果的にアピールすることができる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年9月18日

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古