中国移動の4Gサービス 12月18日開始か
第4世代移動通信サービス(4G)が正式に商用化されるまで、あと3週間だろうか。新華社の英語版の報道によると、12月18日に中国移動が4Gサービスをうち出す予定という。これについて中国移動は今月27日、12月18日に商用サービスの新ブランド「和」を発表するとしたが、これが4Gサービスなのかどうかは明言しなかった。だが中国移動の協力パートナーによれば、中国移動がうち出すのは4Gサービスだという。ここからわかることは、中国移動は12月18日までに4Gネットワークの営業許可証を手に入れるだろうということだ。「新京報」が伝えた。
▽中国移動は来月18日から4Gサービスをスタート
新華社の英語版報道によれば、中国移動は12月18日に行われる2013年中国移動グローバル開発者大会で4Gサービスをうち出し、中国移動のユーザーは同日より4Gサービスへの移行を申請することができ、電話番号を変更する必要はない。また新ブランド「和」も発表されるという。
中国移動は今週から「和」のテレビ広告を流し始めた。
業界では「和」は中国移動の4G専属ブランドとの見方が広がるが、中国移動の関係者は、「和」の発表と4Gサービス開始とは直接関係がないとしている。4Gサービスの開始を発表するかどうかについて、中国移動は「今はまだお話することはない」という。
さきに業界に流れた情報によると、中国移動はすでに携帯端末の協力パートナーに来月18日から4Gサービスのプラットフォームを開通すると伝えたという。協力パートナーの携帯メーカーへの取材で、このことが確認された。
▽4G営業許可証は同日発行か
4Gサービススタートの前提となるのは、4G営業許可証を取得することだ。中国移動も、工業・情報化部(工業・情報化省)が許可証を発行しなければ、4Gサービスは始められないとしている。