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HSBCのPMI確定値は50.8% 11月

 香港上海銀行(HSBC)が2日に発表した今年11月の製造業購買担当者指数PMI)確定値は50.8%で、10月の50.9%とほぼ変わらず、速報値の50.4%を0.4%上方修正するものとなった。上方修正の主な原因として、月末に内需に牽引されて、新規受注指数と生産指数が改善し、増加率が8カ月ぶりの最高を更新したことにある。人民日報が伝えた。

 11月の製造業の生産高は4カ月連続で増加を維持し、増加率は3月以来の最高を更新した。増加の動力は主に、新しい業務の規模が急速に拡大したことにある。ある調査によると、11月は内需に牽引されて、新業務が急速に伸び、これにともなって新規受注の総量も増加し、同時に新規輸出受注もやや増加したという。

 HSBCによると、HSBCのPMIからみた11月の製造業の経済活動は引き続き平穏だ。だが需要がやや弱く、企業の在庫補充の動きが遅く、こうした点から未来の成長が下ぶれリスクに直面する可能性があることがうかがえる。だがそれでもなお、緩やかな成長を目指す政策にはまだ十分な余裕があり、一連の改革措置は民間経済の伸びを促進していくとみられる。今後数四半期にわたり、国内総生産(GDP)の増加率は引き続き7.5%以上を維持する見込みだ。

 HSBCのチーフエコノミスト兼経済研究部門アジア太平洋エリア連席主管の屈宏斌氏によると、新業務のより急速な伸びが11月のHSBCのPMIデータ速報値を上方修正させた。ここから中国の製造業が緩やかな伸びを維持していることがわかる。だが雇用が再び冷え込み、在庫補充の動きが鈍化していることを踏まえ、政策決定層は引き続き緩やかな政策を維持する必要があるという。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年12月3日

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