1995年後生まれの若い美ママ群がネットで話題
第1回「若き美ママコンテスト」がこのほど、微博(ミニブログ)上で開催された。このコンテストには、自分のお気に入りの写真をアップロードするだけで応募可能だった。意外なことに1990年代生まれの応募者が多く、ネットユーザー達は相次ぎ、「誰もが本当に『並み』ではない」と驚きの声を上げた。また、「あっという間に自分は若くはなくなった。スタートラインに立った時点でもう負けている」と諦めの声もあった。揚子晩報が伝えた。
「若き美ママコンテスト」開催の主旨は、自分が「美ママ」と思う人の写真を、自薦他薦問わず、ネット上に発表することだった。多くのネットユーザーが続々と美ママの写真をアップロードした。応募作品の中には、軽やかにポールダンスを披露する美ママとポールの下でお母さんを見上げる可愛い子どもの写真や、一緒に開脚ストレッチをしている子どもと美ママの写真などがあった。ポールダンスを踊る母親と子供の写真は、とても微笑ましく、ネットユーザーから多くの称賛の声が寄せられた。このほか、一度に100枚近くの写真をアップした意欲満々な美ママもいた。100枚の中には、赤ちゃんの写真、自分と赤ちゃんとのツーショット、旅先での写真など様々な写真があり、閲覧した人々の眼を楽しませた。ネットユーザー「氷藍木蘭花」さんは、「4年間で3人の赤ん坊を産みました。数では勝てると思いますが、これから努力すれば美ママになれるでしょうか?」というコメント付きで、3人の赤ちゃんの写真をアップした。
1990年代生まれの美ママが続々と自分の子供の写真を披露した。「1996年生まれのママがいるなんて、1992年生まれの私はすごすごと引き下がるしかないわ」とコメントした1992年生まれの美ママは、最初は「自分が一番若い」と自信満々だったが、「もっと若いママがいるとは思わなかった」と一気に気落ちした。彼女がアップした写真には、哺乳瓶を加えた可愛らしい1歳くらいの赤ちゃんが写っていた。ネットユーザー「藍天緑樹小黄鴨」さんは、「1995年後生まれのママというのは、中国の少数民族・回族の結婚が早いことが理由だ。彼女の両親も18歳で結婚した。彼女と夫は中学・高校時代の同級生で、14歳で芽生えた愛が永遠に続くことを証明している。写真の赤ちゃんもまだお誕生を迎えたばかりの年頃だ」とコメントした。
1990年代生まれの美ママが続々とアップするのを見た他の年代のネットユーザーは、「誰もが本当に『並み』ではない」「全てに善良な心がありありと表現されている」「1994年生まれのママもいる。あっという間に自分が若くなくなった気分になる」と口ぐちにコメントした。ずっと「子どもは要らない」と思っていた女性ネットユーザーは、「自分の考え方は間違っていた。早く子供を生んで、時流に乗らなくては!」と反省の声を投稿した。また、ある母親は、「1991年生まれや1992年生まれの母親は今では当たり前、1993年生まれや1994年生まれも珍しくなくなった。これらの美ママは、ちゃんと学校を卒業してから結婚したのかしら?」と驚きの気持ちを書き込んだ。この母親も、自分と娘の写真をアップしていたが、写真を見る限りではとても若々しい。だが、1990年代生まれママの一人である彼女は、「私など、若き美ママコンテストに参加する資格などないはずだわ。オールド・ママコンテストならOKだけど」と主張した。
「中華人民共和国婚姻法」では、「男性は22歳、女性は20歳に達すれば結婚することができる」と定められている。コンテストに応募した多くのネットユーザーが法定結婚年齢に達していないことから、「早い結婚・出産」現象をめぐる議論がネットユーザーの間で沸き起こった。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年12月17日