ドラえもん人気で乗客1.7倍に 富山・高岡の路面電車
路面電車の万葉線(本社・高岡市)で運行している、人気漫画・ドラえもんのラッピング電車が好調だ。9月の運行開始以来、乗客数が通常の1.7倍程度と人気が高く、同社は来月1日から第2弾のフリー切符を発売して売り込みを強化する。
未来ロボット・ドラえもんの誕生前100年を機に今年9月、新型超低床車両アイトラムの赤い車体1編成をラッピング。万葉線では初の青い車体に赤いサイドラインと黄色い鈴をつけた。乗車すると天井の「タケコプター」やのび太くんらが出迎える。
高岡駅~越の潟間を1日約10往復。全地球測位システム(GPS)を搭載し、ネットで常時位置情報が得られる。同社によると、12月下旬に乗客数が5万人を超え、記念の乗客に好物のどら焼きやドラえもんノートなどが贈られた。
asahi.com 2012年12月27日
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