北京市で指紋情報付き身分証を発行
北京市は5日、指紋情報を含めた初めての第2世代住民身分証を発行した。市公安局人口管理総隊によると、元旦の連休期間中に公安機関は11人分の身分証申請を受け付け、指紋情報を採集した。
燕山公安分局戸籍ロビーでは5日、その場で目視の情報と機械読み取りとの情報が一致していることを確認した上で、同市初の指紋情報が含まれた身分証を係官が発行した。
公安部の計画によると、同市では1日から燕山、亦庄開発区の2地区を皮切りに、指紋情報が登録された身分証の発行を開始する。
公民は身分証の申請、交換、追加発行の際に指紋情報を登録しなければならない。初めて申請する公民は、申請時に直接指紋情報を登録する。すでに身分証のある公民は交換や追加発行の際に指紋情報を登録する。指紋情報の登録された身分証の発行業務の開始後も、有効期間内の第2世代身分証は正常に使用可能で、指紋情報の登録された身分証に交換するかどうかは本人の意思を十分尊重しなければならない。有効期間内の第2世代身分証を自発的に交換して指紋情報を登録する場合、公安機関はすみやかに手続きを行う。公民の身分証の申請、交換、追加発行で徴収する料金の基準は変化してはならない。
指紋採取の際には左右の手からそれぞれ採取し、原則的には親指から始める。親指の指紋に損傷がある場合は人差し指、中指、薬指、小指の順で選択して採取する。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年1月7日