携帯電話への悪意のあるソフトのプリインストールを禁止
工業・情報化部(工業・情報化省)が発表した「モバイル端末のネットワーク接続管理強化に関する通知」が1日から施行され、携帯電話企業のプリインストールソフトは工業・情報化部の審査を経なければならなくなる。
同通知によると、生産メーカーはモバイル端末に次のような5種類のソフトウエアをプリインストールしてはならないとされている。利用者に明示せず、また利用者の同意を得ずに、利用者の個人情報を勝手に収集、修正するもの。利用者に明示せず、また利用者の同意を得ずに、端末の通信機能を勝手に使用し、流量の消費や費用の損害、情報漏洩といったマイナスの結果をもたらすもの。移動スマート端末の正常な機能や通信ネットワークの安全な運用に影響を与えるもの。「中華人民共和国電気通信条例」で発表や伝播が禁止されている情報内容を含むもの。その他、利用者の個人情報の安全や合法的な権利を侵害し、ネットワークと情報の安全に被害を与えるもの。
同通知ではまた、ネットワーク接続許可を得たモバイル端末のプレインストールソフトを新たに増加させる、あるいはOSのアップグレードで発生した変化がネットワーク接続検査における端末の基本的安全要求の項目に関連する場合、生産企業は工業・情報化部に報告する必要がある。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年11月1日