香港の粉ミルク販売量が減少 購入制限は10月に解除か
香港特別行政区政府食品・衛生局の高永文局長は13日、香港で対外向けの粉ミルク販売制限措置を実施して以来、粉ミルクの供給は安定していると発表した。10月には検討を行い、制限を解除する可能性もあるという。
香港では今年1月から粉ミルクの供給が逼迫。特別区政府は3月に購入の制限令を発表して、香港から国外や中国大陸部へ行く人が粉ミルク2缶以上を持ち出すことを制限した。この措置で香港市場の粉ミルク供給が安定すると同時に、香港の粉ミルク販売量も大きく減少している。
同局の報道官は3日、措置の有効性と継続的な運用が実証されれば、政府は制限の撤廃も検討すると述べている。新華網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年7月15日