高齢者の迷子を防止する「スマートシューズ」が登場 (2)
スマートシューズの側面には充電器の差込口がある。これはセンサーの充電をするためのもので、1回の充電で5-7日間使用でき、バッテリーが少なくなるとスマホのソフトウェアが知らせてくれるという。差込口の隣には小さな丸いボタンがあり、危険や緊急事態などに遭遇したとき、これを3回押せばシューズから警報が鳴るほか、家族のスマートフォンにも通知が届く。
専門家は、「プライバシー保護のため、スマートシューズは二次元バーコードと識別コードという2重の確認プロセスを設けており、持ち主の同意無しには測位できないようになっている。バッテリーは防水、耐圧、防爆に優れ、雨などにぬれても問題無い」と語る。
シューズ開発に携わった厦門(アモイ)精図信息技術股フェン有限公司の徐敬仙副総経理は、「このスマートシューズは来年第2、第3四半期に発売される予定で、価格は1000元(約1万6千円)前後となる。実店舗とネットショップでの販売を同時進行で行う。また、今後は2-9歳の子供用の迷子防止スマートシューズも開発する予定だ。このほか、将来的にはナビゲーションなどの多彩な機能を搭載させることを計画している」と語る。(編集SN)
◆は口へんに那
「人民網日本語版」2013年11月22日