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中国自主開発の無人運転車、長沙から武漢まで走行

京珠高速道路を走る紅旗HQ3

 国防科技大学が自主開発した無人運転車「紅旗HQ3」は14日、初となる高速無人走行実験を実施した。実験では長沙から武漢まで286キロにわたって走行し、中国が独自開発した無人車が複雑な交通状況のなか自動走行するという新たな記録を達成した。これは、中国の無人運転車が複雑な環境の識別や動作判断、制御などの面で技術的ブレークスルーを実現し、世界の先進的水準に到達したことを表す。長沙晩報が26日に伝えた。

 国防科技大学「自動運転技術」革新チームの戴斌教授は「無人走行実験は昼に行われた。朝9時過ぎに京珠高速道路長沙楊梓冲料金所を出発し、286キロの道程を3時間22分で走行した。アクセルやブレーキ、方向転換、車線変更、追越などは全てコンピュータシステムが制御した。私たちは最高時速を110キロと設定しただけで、具体的な運転操作やスピードは全てコンピュータが制御し、車内にいる人は全て乗客だった。同日は天候が複雑で、一部の区間では霧も発生したほか、咸寧では突然雨に見舞われた」と述べる。

 今回の実験で無人車は67回追い越しを行い、他の車線を走行中の車116台の追い越しに成功した。また、他の車に148回追い越され、自動走行の平均時速は87キロだった。(編集SN)

 「人民網日本語版」2011年7月27日

無人運転車に乗る専門家・賀漢根氏
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