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中国の原発設備容量、2015年には世界の10分の1に

 中国原子力エネルギー業界協会理事長、国家国防科技工業局科技委員会副主任の張華祝氏は、「原子力と環境」をテーマとするラウンドテーブルで、「中国の原子力発電プラントが建設されるに伴い、2015年末ごろまでに41基が稼働する。設備容量は計約4200万kWに達し、世界の原子力設備容量の10分の1を占める。これと同時に、約20基の原発が着工する」と語った。新華社が伝えた。

 張氏は「中国の原発事業は開始が遅れたが、すでに6カ所の計15基が稼働しており、全国発電量の1.85%、世界原発発電量の3.47%を占め、後発者の強みを生かしている。また中国は原発の安全運転で高い業績を記録しており、現在まで国際原子力事象評価尺度(INES)のレベル2以上の事故を起こしていない。また中国の原発は、地震や洪水等の外部影響に対して十分な論証を行なっており、福島原発事故のような極端な自然災害が生じる可能性は極めて低い」と指摘した。

 張氏は「国家核安全局は、さまざまな核施設安全改善活動を提案しており、原発の改善活動を指導し規範化する『福島原発事故後の原発改善行動の共通技術要求』を制定・発表し、短・中・長期計画に基づき実施中だ」と述べた。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年11月30日

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