北京電信 ブロードバンドのさらなるスピードアップを実施
北京で新たなブロードバンド通信速度アップの波が到来した。民営のブロードバンド接続業者・鵬博士電信伝媒集団が攻勢をかけたのに続き、北京電信も昨日、ブロードバンド通信速度アップの実施を宣言。光ファイバーが敷設された地域に住む通信速度2Mbps以上のユーザーの場合、通信速度は12Mbps-30Mbpsとなる。北京晨報が伝えた。
北京電信がブロードバンドの無料スピードアップを実施するのはこれが3度目となる。
2012年2月、同社は一般家庭ユーザー向けの第1回スピードアップを行い、通信速度512kbpsのユーザーの通信速度は2Mbpsになり、1Mbpsと2Mbpsのユーザーはそれぞれ通信速度が一段階ずつアップした。
2012年6月には2回目のスピードアップを実施、すでに光ファイバーが敷設された地域に住む通信速度4Mbps以上のユーザーは、12Mbpsから20Mbpsにスピードアップした。
北京電信によると、今回のスピードアップでは、通信速度2Mbpsのユーザーは12Mbpsに、4Mbpsのユーザーは20Mに、8M以上のユーザーは30Mにそれぞれアップする。このほか、北京電信は現在、銅ケーブルを使用している古い住宅地の改造も行っており、2013年末までに全ての住宅地に光ファイバーを敷設し、少なくとも1Gの帯域幅を提供する計画だという。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年5月8日