中国石油製品 品質向上を加速
中国国家発展改革委員会(発改委)は23日、石油製品の品質・価格を引き上げる政策を実施することを決定した。すでに引き上げを行っている一部地域を除き、自動車用ガソリン・ディーゼルオイルの品質基準を第4段階に引き上げ、1トン当たりの価格をそれぞれ290元・370元引き上げる。第4段階から第5段階への移行では、1トン当たりの価格をそれぞれ170元・160元引き上げる。人民日報海外版が伝えた。
発改委の関係者は、今回の価格政策は「統一発表、個別実施」を採用したため、上述した通知が出されたからといって、全国の石油製品価格が直ちに全面的に引き上げられるわけではないと説明した。
自動車用ガソリンの品質は第3段階から第4段階に引き上げられ、硫黄分の含有量は150ppmから50ppmに引き下げられる。第5段階ではこれをさらに10ppmに引き下げる。ディーゼルオイルの品質は第3段階から第4段階に引き上げられ、硫黄分の含有量は350ppmから50ppmに引き下げられる。第5段階ではこれをさらに10ppmに引き下げる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月24日