中国人民大学は今年より、北京大学、中国科学院大学、中央財経大学、首都経済貿易大学と共同で、ビッグデータ分析を専門とする修士を育成する。初の50人の院生は今年秋に正式に入学する。中国新聞網が伝えた。
中国人民大学統計学院の袁衛教授は、「同プロジェクトは主にコンピュータ・統計学の2学科に関連する。コンピュータ学科はビッグデータの収集・保存・管理を重視し、統計学は実際問題に対するビッグデータ分析を重視する。同プロジェクトは統計学の人材を重点的に育成し、学生のデータ発掘・分析能力を強化する。未来のアルゴリズムエンジニア、データ発掘エンジニア、データアナリストなどの育成を目指す」と説明した。
業界内の専門家は、中国ビッグデータ市場の人材の需要は、少なくとも100万人に達すると見ている。現在、北京航空航天大学、清華大学などの大学もビッグデータのプロジェクトを展開し、関連人材を育成している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月20日