中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は12日の定例記者会見で、日本の衆議院が国際法の遵守を中国側に求めるいわゆる「決議」を採択したことについて「中国はカイロ宣言やポツダム宣言といった国際的法的文書に基づき西沙(英語名パラセル)諸島を取り戻したのであり、日本の衆議院のいわゆる『決議』は国際法と歴史的事実に背く」と表明した。
――日本の衆議院外務委員会は11日、力を背景に領土や海洋に関する権利を主張しようとするいかなる行為も容認できないとして、国際法の遵守を中国側に求める決議を採択した。
西沙諸島は中国固有の領土であり、疑いを差し挟むことは許されない。中国は第2時大戦終結時にカイロ宣言やポツダム宣言といった国際的法的文書に基づき、日本侵略者の手中から西沙諸島を取り戻した。日本の衆議院外務委員会のいわゆる「決議」は国際法と歴史的事実に背く、極めて無責任で、魂胆のあるものだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年6月13日