ブラジル現地時間14日深夜、W杯・グループCの初戦で日本は、コートジボワールに1:2で逆転負けを喫した。日本代表FW香川真司は、「この4年間やってきたことをトライできなかった、しなかった。そのことに対して、何をしに来たのかと。悔しいです」と語った。新華網が伝えた。
マンチェスター・ユナイテッドの勝利に貢献したこともある香川は試合後に、「このために調整してきましたし、これでこの出来なのが、自分の実力なのかなってすごく思います。終わってから気づくのがすごく悔しいです」と反省した。
香川は、「去年のコンフェデ杯のブラジル戦でも失点しないように戦っていて、ただ、今日は先制しながらも、僕達のペースで1回も試合を進められていなかったので、すごく悔しいです」と語った。
昨年のコンフェデ杯、日本は3連敗でリーグ戦を終えた。4年前の南アフリカW杯で、日本は16強入を果たした。
南アフリカW杯終了後、日本サッカー協会は戦術に長けたイタリアのザッケローニ監督を招き、日本の保守的な戦術を変えようとした。しかし4年間の努力は、14日のレシフェ・ベルナンブッコ競技場の現実によって「氷結」させられた。日本のボール支配率は43%、シュートは7回のみで、コートジボワールのシュートは20回に達した。
後半22分で出場したFWの大久保嘉人も香川と同意見で、「良かったのは前半だけで、後半は4年前の自分たちと同じでした。守ってカウンター」と述べた。
キャプテンの長谷部誠も攻撃的なサッカーに賛成で、「1点を守り切るようなチームづくりをしているわけではない。だが、たくさんチャンスを作るという部分でも全然できなかった」と話した。
日本はナタルで19日、次のギリシャ戦を迎える。ギリシャは14日、リーグCの雄であるコロンビアに0:3で惨敗した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月17日