各地での銀行カードを使用した納税に存在する安全および規範化の問題を解消し、納税者が迅速かつ便利に納税できるようにするため、国家税務総局と中国人民銀行はこのほど「水平ネットワークシステムによる銀行カード納税業務の規範化に関する通知」を発表した。同通知は納税サービスセンターにおけるPOS端末を利用した安全かつ規範的な納税業務の実施プラン、実施要求、各商業銀行および中国銀聯のソフトウェアインターフェースの開発要求を明確にした。人民日報が伝えた。
財税庫銀水平ネットワーク電子納税システムは、2007年に全国でサービスの試行を開始した。国家税務総局は2009年、銀行の端末を使用した納税問い合わせ業務の需要を明確にし、銀行カード納税の実施に向け基礎を固めた。国家税務総局は2012年に、銀行カード納税安全プランの論証と作成を開始した。陝西省が開発した「安全・規範的なPOS端末銀行カード納税システム」は今年4月、同省の国税局で運用を開始した。POS端末銀行カード納税システムは今後、全国で徐々に使用が広まる見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年6月16日