人民出版社は20日、「米国は中国をどのように監視したか—米国の世界的な盗聴行為の記録」を出版した。中国インターネットニュース研究センターが作成したもので、米国が世界や中国に対して行った極秘の監視活動をあらゆる角度から明らかにし、米国の国家安全保障局(NSA)の局員だったエドワード・スノーデン氏が暴露した中国に対する盗聴行為は基本的に事実であることを確定した。
同書には専門家18人の研究成果が収められ、着実な証拠、正確なデータ、砕いた説明、大量の事実によって、米国が世界にくまなくはりめぐらしたネットワークを通じて盗聴や攻撃を加えていたことが、横暴な国際法への違反であり、深刻な人権侵害であり、世界のネットワークの安全性に危害を加える犯罪行為であること、国際社会の断固たる抵抗と反対に遭うのが当然であることを明らかにした。また、公正、平等で、各国のネットワークの主権、各国の安全、個人の合法的な権利を保障する国際ネットワークの新たな秩序を構築することの必要性と緊急性をあらためて証明している。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年6月22日