外交部、河野談話検証は侵略の罪を薄める企てが明るみに

華春瑩報道官

　外交部（外務省）の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で「河野談話のいわゆる検証を行ったことで、歴史を直視しようとせず、侵略の罪を薄めようと企てる日本側の真の意図がさらに明るみになった」と表明した。

　――日本政府はこのほど河野談話検証報告を公表した。検証チームの責任者は、当時「慰安婦」の証言を聴取したのは同情心を表明するためであり、史実を確認するためではなく、日韓で談話の文言について調整を行ったと述べた。韓国はこの検証結果について、事実を覆い隠し、河野談話の精神を深刻に損なうものだと批判している。これについてコメントは？

　「慰安婦」強制連行は日本軍国主義が第2次大戦時にアジアなど被害国の人々に対して犯した重大な人道に反する罪であり、動かぬ証拠がある。河野談話のいわゆる検証を行ったことで、歴史を直視しようとせず、侵略の罪を薄めようと企てる日本側の真の意図がさらに明るみになった。

　われわれは日本側に対して、侵略の歴史をしっかりと直視し、深く反省し、河野談話など国際社会に対して表明した姿勢と約束を責任ある姿勢で誠実に守り、「慰安婦」問題を含む歴史の残した問題を実際の行動によって適切に処理するよう促す。（編集NA）

　「人民網日本語版」2014年6月24日