第2回全国未来航空機設計大会がこのほど北京で開かれ、全国各大学から532点の作品が寄せられた。特等賞を受賞したのは、北京理工大学の設計した無人偵察機「イノベーター」で、賞金5万元(約81万7千円)を獲得した。ハルビン工業大学の準宇宙プラットフォーム「蒼穹」、西北工業大学の超音速無人攻撃機「夸父」が1等賞に選ばれ、賞金3万元(約50万円)を獲得した。また、変形高速垂直離着陸無人機「鷹眼」などの4点が2等賞に選ばれ、賞金2万元(約32万6千円)を獲得した。水空両用無人特攻機「藍鯊」などの8点が3等賞に選ばれ、賞金1万元(約16万3千円)を獲得した。人民網が伝えた。
同大会を主催した中国航天科工集団の張克氏は、「これらの作品は現時点では前衛的過ぎるが、科学技術の発展により、このような飛行機が登場しないと誰が断言できるだろうか?10-20年後、これが中国の新型製品になるかもしれない」と語った。
審査委員の一人である劉永才氏は若者たちを、「幅広い知識、さまざまな情報収集源、豊富な創造力、自由な発想を持っている」と高く評価した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月18日