悪事は必ず露見する。集団的自衛権の行使容認の裏にある日本政府の腹黒い魂胆と、そこに潜む危害性を、国際社会ははっきりと見通している。(人民日報「鐘声」国際論評)
軍事・安全保障分野の日本の政策動向は日本の国家として進む方向に直接関係し、地域の安全保障環境にも関わってくる。中国は引き続き日本の動向を緊密に注視し、国家の安全と地域の平和・安定を断固として守る。
韓国政府は日本政府に対して、防衛問題において周辺国が歴史問題のために抱いている疑念や懸念を解消するとともに、周辺国の信頼を得るために歴史修正主義を棄てて、正しい行動を取るよう促した。
かつて日本軍国主義に侵略されたアジアの国々は直ちに厳正な立場を表明した。
国際世論も強い反応を示した。「安倍晋三の目的は第2次大戦後の日本の平和憲法を根本的に変えることだ。戦争の悪夢を経験した日本は同じ過ちを繰り返すべきではない。それは日本とアジアにとって悲劇となる」「日本は周辺国に対して妄言を吐き、悪事を画策している。このような日本が武器を手にすれば、アジアの平和を再び破壊するのは必至だ」「日本政府は安倍に率いられて深刻に右傾化している。特に最近では国家秘密法案も可決した。これはかつて戦争に傷つけられた人々に、日本が発動した侵略戦争に関する苦しみの記憶を再び想起させる」…。
日本による集団的自衛権の行使容認は再び警鐘を鳴らした。
日本の無条件降伏を重要な印として、世界の人々は反ファシズム戦争で輝かしい勝利を得た。だが、戦争終結から70年近く経った今もなお、正義と邪悪の力比べは続いている。侵略戦争を発動し、アジアの人々を殺害した日本軍国主義の歴史的罪を否認し、第2次大戦のA級戦犯を祀る靖国神社を参拝し、段階を踏んで平和憲法の空洞化を急ぐ…日本は危険な道を突き進んでいる。