第5回オープンヨーロッパ麻雀選手権がこのほど、フランスのストラスブールで開催され、参加51チーム中、個人では日本人が優勝、団体でも欧州と日本の混成チームが優勝した。個人の2位はドイツ人。マージャン発祥の地である中国は団体37位、個人では30位が最高だった。中国が惨敗となり、中国のネットユーザーらは、「中国で本当の麻雀のテクニシャンはおばちゃん。プロでも中国のおばちゃんにはかなわない」と嘆いている。武漢晨報が報じた。
世界麻雀組織の姚暁雷(ヤオ・シャオレイ)事務局長補佐は「(中国の)成績は振るわなかったが、中国の麻雀の普及活動が、世界的にうまくいっていることは証明された」と語っている。
国際公式麻雀ルールは2000年に制定され、02年には、東京のホテルグランドパレスで世界初の麻雀世界選手権が開かれた。この時は、日本のプロ雀士・初音舞(本名:板橋史子)が優勝した。2位は米国のジョン・オコーナー、3位は池谷雄一。初音舞は同年、第1回麻雀さんクイーンカップで逃げ切り態勢だった崎見百合を大逆転で破り、優勝を勝ち取っており、同年は飛躍の年となった。そして、05年には、国際公式ルールを採用した第1回オープンヨーロッパ麻雀選手権で 2位になった。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年7月17日