国家電網公司の劉振亜董事長は北京時間17日、ブラジル電力のコスタ総裁とブラジル大統領官邸で、「ベロ・モンテ超高圧送電プロジェクト協力協定」に調印した。中国の超高圧送電技術が初めて海外に輸出され、現地の大型送電プロジェクトに使用されることになった。科技日報が伝えた。
国家電網公司とブラジル電力の共同企業体は2014年2月7日、ベロ・モンテ水力発電所の超高圧直流送電プロジェクトを落札した。中国の超高圧技術の海外進出が、重大な進展を実現した。
同プロジェクトはブラジル2位、世界4位の水力発電所であるベロ・モンテ水力発電所(設計上の設備容量は1100万kW)の送電プロジェクトで、ブラジル北部の電力資源を、電力の消費が激しい南東部に直接送電する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月18日