四川華訊中星科技有限公司はこのほど米IBM社との間で合意に調印し、双方は今後、全方位的で深いレベルの協力パートナー関係を確立すること、グローバルスマートシティ共同研究開発センターを設立すること、その本部を四川省に置くことで一致した。「人民日報」海外版が伝えた。
双方は今後、ハイエンドサーバーの分野で深いレベルの協力を展開し、IBMは「オープンパワーコンソーシアム」(他社と技術を共有し、オープンな開発を目指すプラットフォーム)におけるハイエンドサーバーのコアチップ技術を華訊に開放し、華訊は中国初のオープンパワーコンソーシアム対応のハイエンドサーバー生産ラインを四川省に建設する。双方の共同研究によって、同サーバーは早ければ年内にも誕生する見込みだ。こうしたサーバーの生産ライン建設には、1ラインあたり40億ドル(約4053億円)から60億ドル(約6080億円)の費用がかかるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月14日