2014年11月24日  
 

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アベノミクスは足元フラフラ 救いは訪日観光客 (2)

人民網日本語版 2014年11月24日16:39

▽海外観光客が日本小売産業を救う

興味深いのは、日本の国内では個人消費が低迷しているものの、中国や韓国を含む周辺国から日本を訪れる観光客は、まるでアベノミクスを支援するように日本での消費意欲を高めていることだ。日本メディアの報道によると、今年10月末現在、外国人観光客はのべ1100万900人に達し、同期の最高を更新し、通年では予想通り1300万人を超える見込だ。観光客の出身地上位3カ所は、台湾地区、韓国、中国大陸部で、観光客数と前年同期比増加率は台湾地区がのべ238万1200人で同26.4%増加、韓国がのべ224万5400人で同6.8%増加、大陸部がのべ201万1800人で同80.3%増加だった。

日本の観光庁がまとめた統計によると、大陸部からの観光客の日本国内での消費額は第3四半期だけで1847億円に達し、外国人観光客全体の3分の1を占めた。一人あたり消費額は23万6千円だった。

中国と韓国という気前のよい隣人がいなければ、アベノミクスの状況はもっと悪いものになる。ここからは、安倍首相がこれまで両国との関係を改善する意志をたびたび示し、両国指導者との会談を実現させるために苦心してきた意味が分かる。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年11月24日


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